【その5】青物ジギングに必要な道具を準備しよう「リーダー編」

完全ガイド

こんにちは、廃人ジギンガーです!

青物ジギングを始めたいと思った方、
“まずは何から始めればいいの??”と迷っていませんか?

この記事では、
青物ジギングを始めるにあたり最低限必要な道具についてご紹介します。
“その5″ではリーダー(ショックリーダー)についてご紹介します。

遊漁船(乗合船)で釣りをする場合、周りと異なるタックルを使用していると
“オマツリ”や”魚とのやりとり”に時間が掛かったりと迷惑をかける恐れがあります。
適切なタックルを準備して気持ちよく釣りを楽しみましょう。

なお、この記事では青物ジギングを以下のように定義しています。
“10kg程度までの青物(ブリ、カンパチ、ヒラマサ)を
ターゲットとした沖釣り(ジギング)”


この記事は次のような人におすすめ!

廃人ジギンガー
廃人ジギンガー

・リーダーに関する基礎を学びたい方

・リーダーの購入で迷っている方


リーダーとは??

リールに巻いたメインライン(道糸)とジグの間に使用するラインのことを指します。


リーダーもしくはショックリーダーと呼ばれ、
PEラインの弱点を補うために使用されます。必須アイテムです!


以下でリーダーを準備する上で重要な要素について説明します。

リーダーの必要について|PEラインの弱点補強

PEラインの特徴として以下があげられます。
 ・直線強度が高い
 ・耐摩耗性が低い
 
・伸び率が低い


PEラインは複数のPE(ポリエチレン)の原糸が編み込まれています。
1本1本の原糸は細いため、根ズレ、歯ズレに対して非常に弱い(耐摩耗性)です。

また、メリットでもあり、デメリットでもある伸び率の低さ。
ルアーフィッシングにおいては伸び率は低い方が感度はよくなります。
一方で、魚のヒット時の衝撃を吸収することができずバレやすくなります。


これらPEラインの弱点を補うためにリーダーを必ず使用します。

材質について|フロロカーボン or ナイロン

フロロカーボンもしくはナイロンがリーダーとして使用されます。

それぞれの特徴を下表にまとめます。

  ナイロン  フロロカーボン
伸縮性(衝撃吸収)
耐摩耗性
扱いやすさ(結束)×
耐久性(劣化)
沈降速度
屈折率(目立ちにくさ)

青物ジギングでは大物狙いということもあり、
フロロカーボンが使われることが多いですがどちらの材質にも良さがあります。

扱いやすさという面でナイロンの方が初心者向きかもしれません。

太さ(号)と強度(lb)の関係|まずは50lb前後を準備しよう!

ライン全般(リーダー、ハリス含む)の商品パッケージに
スペックの表記として”号数”と”lb(ポンド)”が書かれています。


”号数”は太さを表します
日本釣用品工業会が定める標準規格で概ねサイズが決まっています。

一方、”lb(ポンド)”は強度を表します。
”lb(ポンド)”は重さの単位で1lb≒450gです。

当然ラインが太くなれば、強度は増すことになり、
太さと強度の関係はおおよそ下式で表すことができます。

ナイロン、フロロカーボン:
lb(強度) = 号数(太さ) ✕ 4

PE:
lb(強度) = 号数(太さ) ✕ 20 (~2.5号)
lb(強度) = 号数(太さ) ✕ 15 (3.0号~)

ただし、すべてに当てはまるわけではありません。
→メーカーによって強度が多少異なります。
→号数が大きくなるほど倍率は小さくなります。


青物ジギングにおいてはメインラインとして、
PEライン3〜4号が使用されます。

上式に当てはめると、
強度は45〜60lbであることがわかります。

リーダーはメインラインに対して”やや弱い~同じ”程度の強度を選びます。
メインラインに合わせて50lb前後のリーダーを選択しましょう!

長さついて|まず少量のものを購入しよう!

少ないもので20m程度の長さから販売しています。

必要長さを都度カットしながら使用していきます。
青物ジギングでは一度に3ヒロ≒5m程度消費します。

リーダーは消耗品ですが、頻繁に交換するのものでもないので
始めは少量のものを色々と試してこれだと思ったものを大容量で買うようにしましょう!

まとめ

メインラインに合わせて50lb前後のリーダーを選択しましょう!
ナイロンとフロロカーボンどちらにも良さがあります。
色々と試して自分に合うものを見つけましょう。

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