こんにちは、廃人ジギンガーです!
以前、青物ジギングに必要なアイテムとしてタックルボックスについて紹介しました。
青物ジギングはタックルをはじめとして、ジグ等様々なアイテムを持ち込むためかなりの大荷物になります。ばらばらの状態では船上への持ち込みに時間が掛かったり、狭い船上で無意味に場所を占拠したりと同乗者の方(乗合船の場合)に迷惑をかけてしまいます。また、船釣りでの移動中に座るスペースがなければ、イスとして代用することもあります。ですので、タックルボックスの使用は必須と言っていいでしょう!
タックルボックスは大きく数タイプに分かれますが、青物ジギングで求められる耐久性・防水性・収納力を満たすためには「バケットタイプ」と呼ばれるタックルボックスが最適です。
この記事では、選び方と合わせて初心者におすすめしたいタックルボックス(バケットタイプ)を3個に絞って紹介します!
この記事はこんな人におすすめです。
・これから青物ジギングを始める方
・どんな機能が必要か知りたい方
・青物ジギング用のタックルボックス購入に迷っている方
タックルボックスの選び方|最低限欲しいスペックは?
最低限欲しいスペックは以下の3点(耐久性・防水性・収納力)です。
タックルボックスは大きく数タイプに分かれますが、上記の要求スペックを満たすためにはバケットタイプと呼ばれるタックルボックスが最適です。
耐久性
船上は狭いのでどうしても踏まれたり、蹴られたりが発生します。内容物が破損しないように耐久性が高いものを選びましょう!
防水性
船での移動中は波を被って濡れてしまいます。また、釣られた魚が暴れて血しぶきがかかることもあります。使用後は潮まみれ、血まみれなんてこともあります。防水性が高ければ丸洗い可能です。内容物の保護だけでなく洗浄の容易さからも防水性が高いものを選びましょう!
収納力(サイズ)
ジギングは持ち込むアイテムがかなり多くなります。持ち歩くはわけではないので重くなったとしても収納力を重視して選びましょう!持ち込むアイテム量は人によってさまざまですが、目安として最低でも20L以上、30L前後の収納力があるものを選びましょう!
機能性・拡張性(あると便利)
タックルボックスの中には便利な機能が標準装備されているものがあります。また、オプションとしてこれらの機能を追加できるものも販売されています。様々な機能があり、要否は人の好みによるところですが、以下の機能は万人に共通して便利です。
・着座可能(椅子代わり)
・ロッドホルダー
・内部トレー(仕切り)
おすすめメーカー2選!(バケットタイプ)
バケットタイプのタックルボックスは以下で紹介する「明邦化学工業」と「リングスター」の2社に人気が二分しています。どちらもおすすめのメーカーですのでより好みな方を選びましょう!
明邦化学工業
プラスチック収納ボックスの企画製造販売をしているメーカーで多くのタックルボックスを販売しています。フィッシング用としてのタックルボックスは大きく分けて、「メイホウ(MEIHO)」と「バーサス(VERSUS)」の2シリーズを展開しています。「メイホウ(MEIHO)」に対して、「バーサス(VERSUS)」シリーズはプラスの便利機能が付いていたりデザインもスタイリッシュなイメージです。その分、価格もプラスされています。各タックルボックスに合わせたオプションパーツが豊富で様々なニーズに対応しています。
↓カスタム例
リングスター
工事現場・建設現場で使える工具箱、釣具の収納に最適な釣具箱、アウトドアやキャンプに使えるマルチボックスを開発しています。時代とユーザーのニーズに合わせた高品質で高機能な最適の「箱」を国内製造にこだわって生み出し続けています。フィッシング用としては「ドカット(DOCUTTE)」シリーズを展開しています。バケットタイプのなかでも耐久性や堅牢性が高い製品。釣行時のタックルボックスとして使うのはもちろん、アウトドアの備品を入れる収納ボックス、DIY用の工具を入れるのにも適しており、幅広いシーンで使えるのが特徴です。
おすすめのタックルボックス4選!
バケットマウス BM-5000/7000/9000 【明邦化学工業】
椅子代わりに座ることができ踏み台としても使用できます。両面開きのフタは、水しぶきなどが浸入しにくい工夫を施し、ワンタッチバックルや、スライド式インナートレーなど、充実の機能を実装。全3サイズを展開しており、それぞれの容量はBM-5000(20L)/7000(28L)/9000(35L)となっています。ボックス別売のオプションパーツが豊富で拡張性が非常に高い。ジギングにおいてはBM-7000以上のサイズがおすすめですが、他の釣りとも兼用できるので何をするか次第で選びましょう!
サイズ:440×293×293mm
サイズ:475×335×320mm
サイズ:540×340×350mm
バーサス VS-7095N 【明邦化学工業】
持ち運びのストレスを解消してくれる「ハンドルストッパー機能」を搭載したNシリーズ最大容量のBOX。「リフトアップシステム」を採用したインナーケースとインナートレーが標準装備されています。こまやかな配慮と大容量を併せ持つ、バランス感覚に優れたシステムBOXです。見た目、サイズはBM-7000とほとんど同じですが、価格は2000円ほど高くなっています。別売のオプションパーツはバケットマウスシリーズと共通です。slj、ライトジギング、タイラバなどで個人的に愛用しています。
サイズ:475×346×320mm
タックルボックス TB9000/7000/5000 【ダイワ】
明邦化学工業がODMしています。ですので、上で紹介したBM-5000/7000/9000とスペックは全く同じになります。違いはカラーとブランドロゴです。価格も2000~3000円程度上乗せされています。カラーとダイワブランドにこだわりがある方はこちらがおすすめです!
※ODM:メーカーが顧客の要望に基づき製品の設計から製造まで一貫して行うこと
DOCUTTE D-5000/4700 【リングスター】
バケットタイプのなかでも耐久性や堅牢性が高い製品。釣行時のタックルボックスとして使うのはもちろん、アウトドアの備品を入れる収納ボックス、DIY用の工具を入れるのにも適しており、幅広いシーンで使えるのが特徴です。フタは前後どちらからでも開閉が可能。耐荷重も十分なので、気兼ねなく積載できるほか、イスや踏み台としても活用できます。全3サイズを展開しておりますが、ジギング用としてはD-4700以上のサイズがおすすめです。価格はバケットマウス【明邦化学工業】と同程度。オプションパーツはなく、拡張性はほとんどありませんがシンプルな分、釣り以外の用途にも活用する方におすすめです。
サイズ:465(L)×333(W)×322(H)
サイズ:538(L)×359(W)×347(H)
まとめ
バケットタイプのタックルボックスは「明邦化学工業」と「リングスター」の2社に人気が二分しています。遊漁船に乗ると、9割方どちらかを使用しています。釣り特化でカスタマイズ性の高い「明邦化学工業」を選ぶか、様々な用途に使いやすく汎用性の高い「リングスター」選ぶか、目的に合わせて購入しましょう!