こんにちは、廃人ジギンガーです!
以前、SLJで揃えるべき「ロッド」について解説しました。
SLJは軽量なタックルを使用して大物を狙う釣りスタイルです。初心者でも楽しめるSLJですが、成功の鍵は適切なロッド選びにあります。
遊漁船(乗合船)で釣りをする場合、周りとあまりに異なる道具を使用していると、風や潮の影響を受けやすくなって”オマツリ”してしまったり、”魚とのやりとり”に時間が掛かったりと、迷惑をかける恐れがあります。適切なタックルを準備して気持ちよく釣りを楽しみましょう!
ロッドはパーツ点数が少なく、構造もシンプルであるがゆえに多くのメーカーが販売しており、SLJ専用ロッドに絞ってもかなりの選択肢が存在しており頭を悩ませます。
そこでこの記事では、初心者におすすめのロッドを厳選して紹介します!(初心者にはスピニングリールを推奨していますので、以下ではスピニングリール用ロッドを紹介します。)
この記事はこんな人におすすめです。

・これからSLJを始める方
・SLJのリール選びに迷っている方
↓おすすめの「リール(製品)」はこちらの記事で紹介しています!
初心者が揃えるべきロッド
「SLJ」の表記がある専用ロッドから選択するのが無難です。
長さは6フィートから7フィート、パワー(硬さ)はML(ミディアムライト)、もしくはM(ミディアム)がおすすめです。汎用性が高いので様々なターゲットに対応できます。
※メーカーによって、パワーごとの適合ジグ重量は若干異なりますが、少々適合範囲を外れても使用できるのであまり気にする必要はありません。
ブランクスの構造については扱いやすく、感度の良いチューブラー構造をおすすめします。

↓詳細については以下記事にて解説しています。
おすすめのSLJロッド6選!
冒頭でも書いた通り、非常に多くのリールが候補にあがります。ただし、あまりに安価なものは耐久性に不安があります。せっかく買っても折れてしまってはその日釣りができなくなってしまいます。
長く愛用するためにも最低限のスペックを備えたといえるエントリーモデル(1万〜2万円台)以上のものを購入することおすすめします。
以下ではエントリーモデル(1万~2万円程度)〜ミドルモデル(〜3万台)のスピニングリールを紹介します。
【エントリー】アウトレイジ BR SLJ 63MS-S 【ダイワ】
24年に発売したばかりのアウトレイジ”コストパフォーマンスモデル”。実売価格が3万円程度の「アウトレイジ」に対して、「アウトレイジBR」は2万円程度とかなりお求めやすい価格になっています。つまりは、オフショアエントリーユーザー向けという位置づけ。材質は当然ながらアウトレイジの方がよいものが採用されています。材質が変われば操作性や感度、軽さなどが変わってきますが、強度は上位機種と同等で安心して大物を狙うことができます。スピニング用のラインナップは3種。63MS-Sは80~100gをクラスのジグをしっかりとアクションさせることができるパワーモデル。青物が多いエリアやディープエリアと相性がよい一本です。
【ミドル】アウトレイジ SLJ 64MLS-MT 【ダイワ】
ダイワのオフショアロッドのハイエンド機種「ソルティガ」。その設計思想を継承しつつ、コストパフォーマンスモデルとしてリリースされたのが「アウトレイジ」です。SLJロッドは23年に発売されておりスピニング用のラインナップは6種。64MLS-MTはターゲットや水深、エリアを問わず、安心して使用できるオールラウンドモデルです。(適合ジグ15~80g)穂先がメタル(MT)となっていることで感度がよく、また高い強度を実現しています。実売価格は3万円程度です。
【エントリー】グラップラー BB タイプLJ S66-0 【シマノ】
シマノのエントリーモデルでコストパフォーマンスを追求したうえで世界に通用するスペックをも合わせ持つグローバルなロッド。ラインナップは豊富ですが、SLJ用モデルとしてS66-0の一択になります。適合ジグウェイトは20~100gと汎用性の高い一本。他に選択肢がないので迷うことなく選ぶことができます。実売価格は1.5万円程度です。
【ミドル】グラップラー タイプLJ S66-0 【シマノ】
グラップラー BB タイプLJの上位機種になります。リールシートに軽量カーボン強化素材CI4+を採用して軽量化を図ると同時に、ブランクスにはスパイラルX、ハイパワーXを搭載。大物にもガッチリ対応できます。グラップラー BB タイプLJと同じく、SLJ用モデルとしてS66-0の一択になります。実売価格は2.5万円程度です。
【ミドル】ゲーム タイプ LJ S62-0 【シマノ】
「楽さ」と「反発力」をバランスよく融合したブランクス、グリップ前後まで曲がり手元で変化を感じとるテーパーデザイン、そしてグリップジョイントの2ピース仕様。絶対的性能・ジャークの進化を追求し続けたモデルです。スピニング用モデルのラインナップは4種(内2種はフルソリッドモデル)。S62-0はチューブラーモデルになります。(適合ジグ20~100g)実売価格は3万円程度です。
【エントリー】ジャイアントキリング 1G-class スーパーライトジギング GK1SLJ-S64UL 【メジャークラフト】
メジャークラフトは低価格、高コストパフォーマンスの製品を多数展開しており、初心者におすすめのメーカーです。スピニング用モデルのラインナップは2種。GK1SLJ-S64ULは20-60gまでのメタルジグを使用したスーパーライトジギングの代表的な1本です。(適合ジグ15~80g)水深50mまでのポイントで、ボトムの根魚や中層を回遊する小型青物やイサキ狙いにオススメなモデルです。実売価格は1万~1.5万円程度です。
まとめ
SLJを楽しむためには適切なロッド選びが欠かせません。上で紹介したリールはごく一部ですが、いずれも初心者に最適な選択肢です。この記事を参考に自分に合ったロッドを見つけてSLJを楽しんでください。